田舎にコーワーキングスペースを


最近、コーワーキングスペースが人気である。

というのも、フリーランサーやノマドワーカーが増えてきて、1人じゃ寂しいから似たような人がいる場所で仕事したいということだと思われます。後は、他の人とのコミュニケーションを通じてつながりができたり、アイデアが広がったり。

その気持ちは凄く分かる。

僕も1人で家のソファーとかで開発してたら寂しくなるので、知り合いのiPhone開発仲間とカフェで一緒にもくもく開発したりする。フリーの人は寂しいから、十分稼いでいたとしても、人と関わるためだけに、無駄にバイトしてるというギャグのような都市伝説も聞くし。

というような人達にとって、コーワーキングスペースこそが最適解だと思っていた。しかし、これが自宅作業でなおかつ孤独死におびえている人にとって、微妙に使えないという大発見をしてしまった。

家から遠いんですよ。

いや、別に僕はコーワーキングスペースとかいくお金ないので、個人的には行かないのだけど、将来行くかとしたらどうかなと想像したりする自由はあるのです。

さらに、周りの人の話も聞いていると、家から遠いというのがネックであるのは実際にあるらしい。コーワーキングスペースに入居したのに、遠いからほとんど近くの居心地のよいカフェで仕事してますとか。

そもそも、フリーになることは、電車通勤から解放されて、自由な時間に仕事できるっていうのが最大のメリットなはずだ。

でも、東京の六本木とか渋谷にコーワーキングスペースがあって、それに通ってたら、通勤地獄が復活となり、意味ないと思うんですよ!

結局、クライアントの打ち合わせとか、そういう都会に出かけるついでにみたいな使い方が一番適していると思うのだけど、それは週二回とかの使い方であって、週4日以上行くようなヘビーユーザー向けじゃないはずだ。

かといって、コーワーキングスペースがある渋谷とか都会に住むのは家賃が高いのでNGである。そこで、適度な田舎に、お洒落で快適で、開発者とかデザイナーの人が集まるコーワーキングスペースを作って欲しい。

そして、僕はよく昼夜逆転してしまうという遺伝体質があるので、24時間営業だとなおよいです。こういうのが出来て、コミュニティとかもいい感じになってきたら、その近くに引っ越してもいいかと思う。

たぶん採算が合わないから、田舎の山になぜか立派な本格カート場があるぞみたいな、どっかのお金持ちの道楽で作ってもらうしかない。