【雑記】全体像をつかむとなんでもよさげ


どんな分野でも勉強する時は、その分野の全体像を体系的に把握するのは重要だなと最近思うわけです。一番最初にするのはもちろんのこと、現在の自分が勉強している部分の位置情報を把握するためにも、定期的に繰り返すのがよさげだと思う。

読書でも、まず単純に楽しみのために読むか、教養のために読むかで分野が大きく分かれたりする。だいたい前者の趣味の本は小説とか物語形式で、教養の本は教科書や専門書をはじめあらゆるジャンルになります。まあ、教養のための本も知的欲求が激しい人なら楽しめるのでどちらも趣味ですとか、司馬遼太郎は楽しいし歴史の勉強になるとか突っ込みもいっぱいありますが。

例えば、教養のための本を読む場合、その分野におけるだいたいの位置づけとかを把握しているといいと思う。これは大きな本屋に行ってぐるぐる回るとわかりやすい。で、読む前に、帯とか作者のプロフィールとか、目次をじっくり読んで、その後にプロローグを読んで、最後の作者解説とか訳者解説を読むとだいたいの内容がつかめる。

ちなみに、今PHPというプログラミング言語を勉強しているわけですが、この全体像をつかむやり方がいっぱい応用できる。参考書を読む時も細かい部分はわからなくてもよいから、章ごとにどういうことを解説しているかをパラパラと読む。

で、分からない部分は当然あるので、あまり悩んでハマリすぎないように概要をつかむためと割り切って。さらにいうと、プログラミングみたいな文系の自分には小難しいものは同じような参考書を何冊か購入するとよかった。

例えば、クラスとかオブジェクト指向とかよくわからん部分の解説は、何冊か参考書を横断すると微妙に違う例えとかを使って解説しているのでなんとなく分かってきたりもする。そうすると、この本は内容が詰まっているけどその分それぞれの細かい説明が雑だなとか、こっちの本は例示とたとえがわかりやすくていいなとか、比較もできたりします。

というわけで、最初は全体像をつかむのに時間を使って、その後のつながりをだいたいイメージしてから細かい勉強をしていくとよさげ。もちろん後者の作業が一番大変で時間もかかるのですが、たまに全体像をつかむのを定期的に反復するといいなと今日は思いました。

と書いていて気づいたけど、読もうとしている本のその分野における位置づけを把握するってある程度の基礎知識がないと難しいかもしれない。。