Y-Combinator卒業チームから、最新のブランディングをパクる


Y-Combinatorが最新のDemo-Dayをやっているらしい。Techcrunchによると、39チームのうち15チームがモバイルアプリで、主流がどんどんモバイルファーストになってるみたいだ。

今回は初の日本人チームもいたりと、ピッチ見るだけでも勉強になると思うのだけど、僕が興味あるのはピッチよりiPhoneアプリを作っているチームのランディングページである。

Y-Combinatorといえば、スタートアップのノウハウが結集しているので、そこを卒業しようとしていて、iPhoneアプリを作っているチームがどんなふうにランディングページを作っているかは参考になるに違いない。

PathとかFlipboardみたいなお手本のような紹介ページも参考にはなるのだけど、あちらは潤沢な資金を使ってゴリゴリとイケてる動画を作れるからなかなか真似できない。

それよりも、お金も時間もないながら、ノウハウは最新のものを吸収して作っているチームのランディングページや、AppStoreページのほうが参考になるのですよ。

この記事にモバイルチームのリストが乗っている。このリンクリストが貴重なのだ。

ページに来たユーザとLivechatできるoLarkをつけてるチームが多い。

Lisgoのページでも付けてるけど、たまにチャットしてくる人がいて、その人達が競合アプリとか、代替手段として使っている方法とか教えてくれてすごくいいのでスゴイお勧め!設置も泣き出すぐらい簡単。

僕はiPhoneアプリ作ってるので参考になるのはPairのチームでしょうか。これはPathみたいにトップページにアプリの動作をフラッシュで見せている。やっぱこれが一番わかりやすいなあ。

動画はない。イケてる動画を作るのはコストがかかるから、ここらへんは難しい。しょぼい動画作ってもブランディング的にマイナスなるし。

ちなみに、Lisgoのページは僕のつたない英語で、アプリの動きを説明するという無謀な事をしている。でも、これはこれでいいんですよ。別に今の段階でたくさん人が来るわけでもないし、評判なんて気にしなくても無問題なので、とにかくパパッと作れるのを優先しているから!

というか、アップデートに忙しくて、紹介動画もページの写真もすごい古いバージョンであった。まあ、今の段階では適当でいいや。

ちなみに、Pairのランディングサイトのダウンロードアイコンをクリックしたら、そのままApp Storeのリンクに飛ぶ。Pathみたいに電話番号を入力するボックスが出てきて、携帯にダウンロードリンク飛ばす方法もあるけど、あれがベストなのかな。

PairのApp Storeの説明文は改行もなくて、最初の文が長いのでこれはよろしくないと思う。でも、スクリーンショットはシンプルに写真と文字を使ってていいと思う。Clearもこんな感じだった。Lisgoはスクリーンショットに文字詰め込みすぎてるから変えようか。

最近ようやく感覚として分かってきたけど、ほとんどのユーザはアプリを落とすまでにWebページなんか見てない。ここまで書いておいてなんだけど。

SNSかニュースサイトでアプリを知って、iPhone開いてAppStoreで検索して紹介分の最初の2行ぐらい読んで、その後スクリーンショットをちら見して、レビューをささっと見てダウンロードするか決めているのが大半だと思う。

なので、ほとんどのiPhoneアプリにとって時間を書けるべきなのは、ランディングページよりAppStoreの紹介文と、特にスクリーンショットだと思うんですよね。

できれば紹介文の最初の3行ぐらいを、短く簡潔に、一行か二行ぐらいの文章をスペース空けて書くのがよいと思う。

ランディングページ参考になるよという記事だったはずなのに、なぜか最後にランディングページなんかほとんど見られないだろうというオチになってしまった。

まあ、パソコンよりスマートフォンばっかり使う人がどんどん増えていくので、自然な流れと言えば当たり前かもしれない。Webのランディングページなんてモバイルで見ても小さくなって見づらいし。

そういう意味で、AppGroovesの方がやってるモバイルアプリの効果的なSEOってどんどん重要になるはずなんですよね。あのサービスはやろうと思ってたのに忘れてた。早めにやってツイッターかサイトで報告したい。

*Update
appSEO今使ってみたけど、これはヤバい!iPhoneアプリ作っている人みんなやったほうがいいと思う。登録も簡単だし、こうやってキーワードを入れるのかとか凄く勉強なる。

僕は「SEOなんかどうでもいいからいいプロダクトを作ればいいんだよ」っていう青臭い事を言うタイプなのですが、「こんなに簡単にSEOが向上するならやらないと損だよチミ」というようにこれからなると思う。

しかし、appSEOのランディングページも勉強なる。リンククリックしたら画面変わらずにスクロールしたり、紹介動画リンククリックしたらするっと下に出てきたり。