John MayerのLiveに行ってきたわけだが・・・


昨日、CBSホールにJohn MayerのLIVEに行ってきた。

アリーナでど真ん中、列も10列目ぐらい。最高のポジション。CBSホールはだいたい2千人ぐらい収容。本国なら絶対こんな小さなところで見れるわけないアーティストなので興奮して行ってきたわけです。

しかし、アルバム全曲知っているぐらいファンなのに、どうも退屈であった。そもそもライブというもに自分は向いていないのかもしれない。なぜかというと、John Mayerの曲で本当に好きなのは5曲ぐらい。それも、好きな曲も聴き過ぎると結構飽きてくる。

ライブになると、自分のそんなに好きじゃない曲が大半なわけで、その時間は寝転がって漫画でも読みながら聞きたいなぐらいの状態になる。しかし、今回は椅子があるけどアリーナなのでみんな立つし、自分だけ座るわけにもいかない。以外に2階席のほうが座って落ち着いて見れてよかったなと思った。

自分が女ならJohn Mayerカッコイイなと近くでずっと見てるだけで満足してたんだろうけど、いかんせん男なので、特に生でずっと見ていたいっていう興奮もなし。

というわけで、相当好きな曲が多い歌手じゃないと、同じ金でレンタルカート乗ったほうが自分は楽しめるなという結論が出ました。

やはりEmi Mayerのライブを超えるものはなかなかでてこない。あれは座って落ち着いて見れたのもでかかった。


【映画】ハートロッカーは狙撃シーンがいい


「ハートロッカー」を見てきた。ストーリーは淡々としていてなんでアカデミー作品賞を取れたのかよくわからなかったけど、軍オタとしては狙撃シーンが最高でした。ブラックホークダウンとか好きな人ならあれは楽しめる。そんなにネタバレはしない予定です。

この映画は突発的に見たくなったので、外が雨にもかかわらず頑張って映画館まで行ってきたわけです。で、作品を楽しむために道中では爆弾処理している時の心理状況とか想像したり、自分はいくらお金もらったら出来るかとか、映画監督ならどういうふうに撮影するかとか頭の中で想像していました。

脳内シミュレーションの結果、自分は爆弾処理とか数億円積まれてもちょっときついなという結論になった。余命数ヶ月ならまだしも、できるだけ長く生きていたいし、将来十分稼げるようになるかもしれんし、結構楽観的な性格なので未来はバラ色なわけです。

まあ、それでも爆弾処理をする人は必要なわけで、そういう人の哲学とか、「俺はこういう理由で爆弾処理するんだぜ」とか、そういった名ゼリフを自分が監督なら出したいなとか想像して道中の電車に揺られていました。

さて、映画を見たところ、主人公は普通に命知らずで特に爆弾処理をしている信念みたいなものもなく、爆弾のコードを切るのも淡々としている。よく小説とか映画とかである、「黄色か赤色、どっちを切ったらいいんだよ!ふぁっく!」みたいな発言もなく、主人公は淡々とコードをワイヤーとかで切っちゃうわけです。

なんだこれは。ちょっと想像と違っていたぞ。でも、それがリアルっていえばリアルなのかもしれない。しかし、爆弾処理シーンは特にドキドキしないけど、もっとドキドキするシーンが実はあった。

それはですね、爆弾処理に行くときや処理中に周りのイラク人達が一般市民なのか爆弾テロ犯なのか、もしくは爆弾の起爆スイッチを持って様子見している敵なのかさっぱりわからんところです。

この、周りのどいつが敵で、どいつが一般市民なのかわからず、さらに異国の言葉をべらべら喋っている。怖いから全員とりあえず撃ち殺しちゃいそうな米国兵の心理状況とオーバーラップする。ここは凄い。怖すぎる。

さらに、中盤の砂漠での敵との狙撃対決シーン。ここは軍オタなら要チェック。スコープごしに相手を狙っている時、相手も同時にこちらを狙っている。このドキドキ感。ここは映画館で見るとライフルの弾の音が大迫力なので価値ありでした。ここが一番燃えた。ここまではちょっと神映画かもしれない。

で、中盤以降、主人公含め、チームのみんなが精神的におかしくなってくるわけですが、ここらへんからちょっと映画がだれはじめる。

最初は主人公を威嚇していた黒人の同僚が「なんでお前はこんなの続けられんだよ?」とか半泣きで聞いていたんですが、主人公特に明確な返事なし。なんで続けるのか僕も知りたいです。理屈じゃないのかな。なんでだろう。。

さらに、自分が映画監督なら、爆風でどういうふうに周りの破片や石が飛んできて致命的な損傷を負うかを映像化するべきだと思った。爆発の瞬間のスローシーンはあるんですが、その後の破片が飛んでくるシーンを描いてほしかった。

もうちょっと爆弾処理班の給与水準とか、除隊後の生活保護とか、主人公が続ける理由とか掘り下げてほしかったなあとは思いつつ、まあ狙撃シーンが格好良かったからいいかと思い映画館を後にしました。

その後、映画館にiphoneをなくして大変だった。一番ドキドキした。


ケインズとハイエクのラップ対決


これは凄い。久々に感動した。受付嬢がケインズに会えて感激している横で知名度の低いハイエク。初っぱなから面白い。ケインズがハイエクに電話して、「FEDでパーティーだ」とか言ってラップが始まる。パーティーで人気者のケインズに対し、女の子たちにハゲ頭を触られるハイエクが悲しすぎる(笑)


書籍におけるユーザビリティ


本を読んでいる時、たいてい巻末に索引があります。この索引には結構重要な事が書いてあることが多いんだけど、巻末と読んでるページを行ったりきたりするのは手間がかかる。結果的に、索引は読まない人が大半じゃないだろうか。

しかしですね、先日読んだ”ハッカーと画家”は索引が同じページの下の部分に書かれている。こういう書き方をしている本はたまにあるけど、非常に見やすい。目を移動させるだけで索引を読むことができるので自然に読むことができる。

少々1ページごとの見た目はごちゃっとしてしまうけど、こっちのほうが遙かに読み手に優しいと思うんですが、なんで巻末索引が主流なんだろうか。そっちが主流になっているのは何か意味があるかもしれないと思い、しばし考えてみたが説得力のある利点が思いつかない。

世間で常識とされている事はそれなりに合理的である場合もあるけど、実はまったく不合理な慣習が生き残っている場合もまたあるわけです。キーボードの配列とか単純にタイプライター時代の慣習をそのまま引き継いでいるから、実はもっとよい配列があったりするし。

ちなみに、タイトルは「索引は巻末より同じページのほうが見やすい!」ってやったほうが一発で内容がわかって読み手に優しいのですが、ユーザビリティとかカッコいい横文字使ったほうがアクセス高そうなのでこっちにしてみた。タイトルが思わせぶりなほうが、「おお、なんだろ。。なんか凄い高度な事が書いてそうだ」とか自分は思ってしまう。

このユーザーのことを本当に考えて作るのと、訴求力を持たせるというのはしばしば相反するものかもしれない。行動経済学とか心理学を使った価格コンサルなんて、いかにユーザーの心理を操作して買わせるかをアドバイスするようなもんだし。

しかし、そういうことをやり過ぎると、いずれユーザーの反感を買って逆効果になったりもする。

「なんかユーザビリティとか書いてて、近頃話題の電子書籍とからめるのかと思ったら書いてあるのは巻末索引だけじゃないか。このブログは万死に値するな。」とか思う人がいて怒られそうです。


個人の効用より全体効用を優先できるか


オープンソースとか、レッシグのフリーカルチャー関係の本を読んでる途中で、人は他の人類のために自分の欲を完全に捨てられるのかを考えてみた。

例えば、魔法使いがやってきて自分に画期的な技術能力をくれたとする。例えば、どんなジャンクな食事を取っても健康的に過ごせる薬の開発技術とか。もちろん、副作用はなし。一粒10円ぐらいで非常に安価。この能力を使えば全人類を幸福にできるし、自らの富も創造できる。名誉もえられる。みんなブラボーって言ってくれてみんなハッピーになるわけです。

しかし、この魔法使いはもう一つの選択もくれるとする。この技術を自分にくれるかわりに、次の日から全人類は、その技術の恩恵を自然に最初から持っていたものにできる。つまり、薬なんて開発しなくても常に健康体で食いまくれる力を全員が持ち、みんなそれを当然のこととして生きる社会。

前者では自分で富を創造でき、感謝もされ、人類も幸福になる。後者では、全員に薬を渡す効果と同じなのでより人類は幸福になるけれど、誰も自分がした役割には気づかない。この場合、タダで人類に奉仕して、評判という効用を得るということも一切できない。誰も自分がした偉業は認識しない。

富は稼げなくても社会貢献をして尊敬されたり、評判がよくなったりする効用によって動く人は大勢いるわけです。稼げなくても他人に感謝されると嬉しいし。でも、この問題のポイントはそういうメカニズムも一切発生しないということ。

ちょっと悩むけど、自分だったら前者を取っちゃいそうな今日この頃。前者を取るということは、本当の意味でみんなの役に立ちたいって言えないかもしれない。正確にいうと、みんなの役に立つことで、自分も豊かになりたい、感謝されたいという感じなのかな。


音声認識技術がWEBを爆発的に変えると思う


TwitterはWEB上の情報を爆発的に増やすひとつのきっかけになっていると思う。

なぜなら、今までブログに書くのはめんどくさいけど、つぶやきぐらいなら書き込んでもいいかっていう軽いノリの書き込みが増えたから。もちろん90%以上はどうでもいい情報だったりするかもしれないけど、インターネットは大量の情報から自分に有益な情報をスクリーニングしてくれる技術を持っている。

とにかく、量は質を凌駕すると思うわけです。悪貨が良貨を駆逐するっていう心配はネット上の優れた検索技術が解決してくれるはず。つまり、どんな情報でも人々がぱっと思いついた事を手軽にネットにアウトプットする技術が発達すればネット上の情報は増える。そうなると、ネットの価値がさらに高まる。

この手軽にっていうのが重要で、twitterの登場は大きな役割を占めているはず。今までブログに書くにはめんどくさいなっていう事柄でも、つぶやき程度なら気軽に書き込めるっていうことは非常に多いはず。

しかしですね、twitterも限界がある。いくらiPhoneで入力できたりしても、やっぱり打ち込むのはめんどくさい。このめんどくさいっていうコストが非常に重要で、ちょっとでも楽になると大きな価値がある。そこで、音声認識の登場ですよ。

音声認識エンジンが発達して、自分の喋ったことがほぼ修正の必要なしでテキスト化することができればネット上に気軽にアウトプットできる。それはもう、爆発的に手軽になるかと思うわけです。特に文章の組み立てを後から再編集しなくてよいつぶやき系に合っている。これはもう、WEB3.0と言っていいぐらいの変化が起きるんじゃないかと。外でiPhoneとかしゃべりかけるのは恥ずかしいから、脳内で考えたことを入力できるようになったらまたWEB4.0ぐらいの爆発的変化が生まれそう。

で、今ツイッターアプリで音声認識メールみたいな一番優れていると言われているやつを使ってみたけど、まだまだ認識率が発展途上だと感じました。結局、修正をしないといけないのでそれがめんどくさくなって使わなくなった。グーグルの音声認識は使える。あれは、文章じゃなくて単語さえ認識してくれれば事足りるので、十分実用レベル。すごい。しかし、人前で突然話すのは恥ずかしいという重要な障壁があったりする。。


【雑記】アメフト好きはブラインド・サイド読むべき


ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟

Blind Sideはアメフトを題材にしたマイケル・ルイスの本。洋書で読んだ後、アメフトだから日本語版は出ないかなあと思ってたらいつの間にか出ていた。さらに、映画も日本上陸している。

「幸せの隠れ場所」
タイトルからして男性にはつまらなそうな映画であります。

この本はアメフトのレフトタックルという、見えないタックルおよび、マイケルオーアという貧しい少年の見えない物語を掛けて、「ブラインド・サイド」と名付けられている。

クリスチャンの白人夫婦に養子にされた貧しかったマイケルオーアのヒューマンドラマの部分のみが映画化されているみたいです。とりあえず今度見に行きたい。

ただ、映画のイメージでこの本をスルーするスポーツファン、特にアメフトファンがいるかもしれないので、思わず筆を取った次第であります。この本が一番おもしろいのは、ヒューマンドラマの部分ではなく、アメフトの進化を扱った部分。

今まで給料も安く、特に注目されてなかったあるポジションが、戦術進化により、近年は非常に重要視されそのポジションをこなせる選手の年収も高くなっている。

相手チームのクオーターバックを破壊し、スピード、強靱さなどを兼ね備える必要があるレフトタックル。こういったアメフトの進化を科学した内容がメチャクチャおもしろい。ヒューマンドラマの部分はとりあえずおいておいて、この本はアメフト好きもスポーツ好きも絶対楽しめます。

本書の詳しい書評はこっち。

【注】
オーアはOTというオフェンスの選手という指摘をアメフトファンから教えてもらった。
なんか、クオーターバックを守る役割だからディフェンスのイメージを持ってしまっていました。


【雑記】70%ほどの記事を手動で復旧しました


データ復旧はめんどくさいけれど、今まで書いた書評がもったいないということでやっぱり復旧してみました。

やり方はGoogleのキャッシュに残っているものを手動でひたすらコピペ。マウスとキーボードのショートカット、ATOKの変換機能、一番速いブラウザGoogleChrome、24インチディスプレイなどを駆使。超絶スピードでやったらなんと2時間ぐらいでだいたい元に戻った。

あらためて考えるとつまらなかった本とかはスルーしましたが、70%は元に戻ったんじゃないかと。バンザイ。

しかし、こういった単調作業はひたすら反復するだけで生きた心地がしない。これから生きていく上で可能な限り避けたいなと思いました。


【雑記】今まで書いた100冊以上の書評が雲の彼方へ・・・


本日、ちょっとしたトラブルでブログのデータベースが妖精に消されてしまいました。
一年以上書いてきた書評とか全部消えてもうた。。

FTPデータ上ではこまめにバックアップしていたけど、MySQLデータは別物だったようで完全に消えました。ロリポップもデータベースはサポート外。復旧方法を調べたところ、グーグルのキャッシュぐらいしか道がなさそうです。これも最近ディレクトリのパーマネントリンクを変更したのでかなりめんどくさそう。

ということで、涙ちょちょぎれるぐらい悲しい。しかし、落ち込んでる時間があったら今後は同じ間違いを犯さないように対策を練るとかに時間を使うことにしました。
MySQLデータのバックアップ方法を練習するのは当然として、自動でやってくれないと人間忘れてしまう。

WP-DB-BackupというツールがWordPressにあったので、さっそく毎日バックアップすることにしました。

というわけで、今回は突然の不幸に対する精神安定方法を身につけました。ちょうどブログもカスタマイズしていたので、再出発しようかと思いまする。

もし自分がパソコン嫌いのお爺ちゃんだったらパソコンをたたき壊して「やっぱり紙と鉛筆だわ」となるかもしれませんが、デジタル好きなのでそうはなりませんでした。

今夜はヤケ酒です。


【IT】大学の休講情報お知らせサービス


現在PHPを勉強しているので、最終的に作りたいサービスの候補がぼんやりならがもいろいろあったわけです。

「是認投票プログラム」とかインターン先の先輩が考えた「合コン占いゲーム」とか。で、最終的に一番ニーズが高そうで、なおかつニッチ分野で、今の自分の立場との訴状効果が期待できるものを作ることに決定。

ということで、出来るかどうかは別として、簡単な構想をまとめてみた。

『休講情報お知らせメールサービス』
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■サービス説明

【サービス概要】
早稲田大学には自分の登録授業の休講情報をメールで知らせる方法がない。
在学生専用のポータルサイトにログインして毎朝確認しないといけない。めんどくさい。
この問題を一気に解決する、休講情報お知らせメールサービス。
無料。かってにくる迷惑、広告メールなし。

【使い方】
携帯かPCでサイトにアクセス。
自分が取っている授業名をキーワードとして登録。
お知らせしてもらうメールアドレスを登録。
登録授業が休講になった時だけメールが自動的に送られる。

【参考サービス】
http://amail.am/ (雨の時だけメールでお知らせしてくれるアメール)

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■プログラム関連

【必要な機能】
・ログイン機能
・修正機能
・配信停止機能

【ほしい機能】
・配信時刻設定
・携帯で見れるように

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■必要な技術

【必要な技術】(初級編)
・HPから文字を検索
・メール送信
・ログイン関連

【必要な技術】(中級編)
・早稲田HPに自動ログイン(早稲田ネットポータルはログイン制)
・早稲田HPを自動クロール
・携帯サイト構築
・セキュリティ関連

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■学習計画

【第1ステップ】
・PHPの基礎文法、データベース勉強
・HPから検索キーワードを抜き出すプログラム練習 ← 今ココ…
・登録キーワードマッチしたらメール送信するプログラム練習

【第2ステップ】
・ログイン機能
・メール送信機能
・配信停止機能

【第3ステップ】
・実際に早稲田のポータルサイトに自動ログインして、クロール
・携帯サイトで見れる機能
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技術力が足りないので、特に必要な技術の部分がお粗末であります。
まあ、とりあえず書き出すことに意義があると勝手に納得。

ちなみに、本日いろいろ研究したところ、休講情報はポータルサイトにログインしないと見れないからここで明らかにつまずきそうな気配がプンプンする。実際に大学内のシステム運用している人に相談して生データが更新される場所を教えてもらうかしないと厳しそう。

もし、無理だったとしても、適当な違うものに変形させてしまおう。